ジャンヌの裁きドラマは、一般市民から選ばれた検察審査会のメンバーが、絶対権力を持つ検察に立ち向かう物語です。主人公は少女漫画家でシングルファーザーの越前剛太郎(玉木宏)。通常は女性と思われている彼ですが、実は二人の子どもを持つ男性で、漫画家としての活動と共に、検察審査員としての役割も果たすことになります。
このドラマは、司法制度の一角である検察審査会を舞台に、一般市民が法の不公正に挑む姿を描いたエンタメ司法ドラマです。
ジャンヌの裁き放送概要
放送は2024年1月12日より、テレビ東京をはじめとする複数の放送局でスタート。また、U-NEXTやTVerでの配信もあり、全国どこからでも視聴可能です。
ジャンヌの裁き感想共有のメリット
- 多様な視点からの感想が集まることで、ドラマの深い理解が促されます。
- 視聴者同士のコミュニケーションが活性化し、ファンコミュニティが形成されやすくなります。
- 様々な意見や感想を共有することで、作品への関心が高まり、さらなるファン層の拡大につながります。
ジャンヌの裁き事前の口コミ、評判
放送前から、玉木宏の約5年ぶりのテレビ東京ドラマ出演や、一般市民が検察に立ち向かうというユニークな設定に対して高い期待が寄せられています。また、司法制度に対する新たな視点を提供するという点でも注目されています。
ジャンヌの裁き放送スケジュール
ドラマは毎週金曜夜8時からの放送で、初回は15分拡大版として夜8時から9時9分までの放送が予定されています。放送局はテレビ東京をはじめ、テレビ大阪、テレビ愛知など複数局で放送されます。
ジャンヌの裁きドラマの放送局は主にテレビ東京系列で放送されます。以下は都道府県別の放送局一覧です。
都道府県 | 放送局 |
---|---|
東京都 | テレビ東京 |
大阪府 | テレビ大阪 |
愛知県 | テレビ愛知 |
岡山県・香川県 | テレビせとうち |
北海道 | テレビ北海道 |
福岡県 | TVQ九州放送 |
これらの放送局で「ジャンヌの裁き」は放送されます。放送されない都道府県の視聴者は、動画配信サービス「U-NEXT」や無料配信サービス「TVer」、「ネットもテレ東」を利用して視聴することが可能です。
ジャンヌの裁き放送されない都道府県の対応
放送されない地域の視聴者は、U-NEXTやTVerでの配信を利用することで、全国どこからでもリアルタイムでの視聴や見逃し配信を楽しむことができます。
ジャンヌの裁きおすすめの人
- 司法制度や社会問題に関心がある人
- 玉木宏やその他出演者のファン
- エンタメ性の高いドラマを楽しみたい人
ジャンヌの裁き登場人物の紹介
- 越前剛太郎(玉木宏):少女漫画家でシングルファーザー。検察審査員として任命される。
- その他、多彩なキャストが個性豊かな審査員や関係者を演じます。
ジャンヌの裁き5話ネタバレ
疑惑の根津
前回、桧山のスパイが検察審査会の委員にいると警戒した近藤が、ひそかに投票用紙に筆跡が浮かび上がるように細工をしたところ、たった一人だけ不起訴相当に投票した投票用紙に根津の名前が浮かび上がり、根津がスパイかと近藤が疑います。そして、今まで委員だった兎川に代わって鈴女が委員になります。
感想:根津も鈴女も、甲野もすべてが桧山のスパイかと、怪しく疑心暗鬼になってしまいます。
駒村学園での教師の謎の死
駒村学園で教師の葛城修治が、学校の階段から転落した事件で学園が警察から訴えられ、不起訴になった事件を越前たちが扱います。検察審査会に呼ばれた申立人の葛城の姉の早苗は、弟が死んだのは、普段から学校でいじめを受けていて、食中毒のせいで、給食を食べた生徒7人を含めて弟も食中毒を起こしたと訴えます。
すると、根津は、いじめを証明することは無理だと反対の声を上げますが、早苗は真実を明らかにして欲しいと頼み、越前は調査を決めます。
怪しい駒村理事長の弁明
越前は理事長から事情を聴くと、駒村理事長は、葛城がエビが含まれていた給食を食べていなくて、コンビニで買った、おにぎりを食べていたと主張し、早苗も知っているはずで、言いがかりだと主張します。
そして、学園は受験の為に教師も生徒も高い熱量をもって取り組んでいて、いじめを否定します。
しかし、葛城はじめ理事長の息子の悠斗らには、相当の負担がかかっていました。又、物理の教師の河村は理事長の息子で化学の教師の優斗と関係が深いようです。
その上、駒村は桧山に電話をして、何も問題がないことを念押ししています。
感想:いかにもパワハラしそうで、真実の隠蔽をしていそうな理事長には、やはり桧山が絡んでいたようです。
理事長の秘書の橋本の証言
ところが、橋本が残業で苦しむ葛城に同情していて、越前に葛城が死んだ後に葛城が他校の女生徒にハラスメントしたとか、横領したとかの悪口が書き込まれていた学校裏サイトが消されていて、理事長から葛城のパソコンを回収するように指示されたと暴露します。
橋本はサイトを作っていたのが、物理の河村と優斗かと疑います。越前は葛城の検視結果を疑いますが、検視は淡路病院で行われていました。
感想:橋本の協力がなければ事件の解明ができないところでした。学校裏サイトで、学校ぐるみで葛城がいじめられていた疑いがあります。
晴れた根津の疑い
当初は後ろ向きだった根津は、橋本に学校の防犯カメラデータの入手を頼み、学校の裏サイトを調べますが、決定的な証拠が見つかりません。しかし、根津は心の傷には包帯は巻けないが、苦しみや痛みに耐えなければいけないと言って、根津は、いじめが尊厳と存在を否定されることだと怒りを込めて言い、自分が学生時代にいじめを受けて苦しんでいたことを吐露します。
越前と近藤は根津が桧山の内通していたと思っていたのが誤解だったと思い、甲野の偽情報だったと理解します。
むしろ、草壁は近藤に桧山があらゆる人間に手をまわして事件のもみ消しを図っている疑いがあると言い、2人で桧山の告発をしようと誓います。
すると、越前の娘、幸が、越前の漫画がパクリだと誹謗中傷されるネットの書き込みを発見します。
感想:寡黙で何を考えていいるのかわからなかった根津の苦しい過去が明らかになり、スパイの疑いが晴れたのは良かったです。
新たな証拠の発見
早苗が葛城の自宅のパソコンをもってきて、根津が操作しますがパスワードがわかりません。そこで、根津は学校の防犯カメラに橋本と葛城が並んで映っていた画像を思い出し、2人が懇意だったと想起します。
そして橋本の誕生日を聞いて入力すると、パソコンのアクセスに成功し、葛城が書いたと思われる嘆願書が見つかります。理事長に日ごろから圧力を受けていた優斗が、葛城に自分の仕事を葛城に押し付けていて、見かねた葛城が書いていたようです。ところが、学校裏サイトに葛城の悪口を悠斗が書き込んでいたようです。
感想:根津が画像から橋本と葛城の関係に気づいた観察力が役に立ちました。
悠斗に迫る橋本
悠斗に橋本が真相を正そうと思い、橋本は葛城が悠斗に頼まれた仕事を残業しながらこなしていたと疑いをむけても、悠斗は自分には責任はないと開き直ると、橋本は葛城を愛していたと告白します。
そして悠斗に真実を話してほしいと訴えます。
感想:橋本の葛城への愛が悠斗の心を動かしたようです。悠斗自身も父親である理事長に精神的に追い込まれていた被害者だったようです。
審査会で追及される悠斗
悠斗が審査会に来ると、悠斗は裏サイトの書き込みは認めますが、事件に関係ないと主張します。
ところが、越前は事前にヒントを得ていて、エビアレルギーを起こす人がカ二の成分でもアレルギーを起こすことを追及します。
検視結果には食中毒と書いてありましたが、司法解剖の写真にはアレルギー反応があり、根津が調べなおした防犯カメラ画像に、河村がカニ缶をゴミに捨てた画像がありました。
河村と悠斗が、給食の代わりに葛城にカ二の成分が入ったスープを飲ませたのです。
悠斗は葛城から将来の学園を背負っていく期待があると言われて逆上していました。それで、葛城は学園の窮状を訴える嘆願書を教育委員会に出そうとしていたのです。
しかもパソコンから葛城が悠斗と中学時代からの友人で、写真が保存されていて、越前は、葛城の正義がここにあったというと、悠斗は葛城の自分への思いを知って涙を流します。
議決により、不起訴相当と不起訴不当が5票づつ分かれ、越前が不起訴不当に決めます。根津は早苗に、葛城が自分とは違って強い人だったと励ますと、早苗は感謝すると、近藤はいじめによる過失致死の告発に協力を申し出ます。
感想:越前らの鋭い洞察により真相が暴かれました。検視結果も桧山が手をまわして真相を隠蔽したのかと想像します。思えば、現在、木原元大臣の妻の夫殺害関与の事件の隠蔽がネットで噂されているのも、あながち嘘に思えないです。
見え隠れする桧山の影
駒村理事長は悠斗が審査会で証言したと知り、折角、桧山に手を回して息子をかばったつもりが、全部台無しになって杖で息子を、叩きます。
一方、幸が越前の漫画がパクリ疑惑でSNSで炎上しているのを知り漫画を比較すると、同じような絵が載っています。
すると草壁が桧山と駒村理事長が会っていたのですが、ホテルの防犯カメラ画像が消えていました。しかも桧山は駒村だけでなく、他の事件のもみ消し疑惑があり、甲野の夫も含まれていました。
賢太郎を迎えに行った越前は、賢太郎がおじさんに遊んでもらったと言います。すると車から桧山があらわれ、本当の正義とは何か教えると越前に告げます。
感想:友人である悠斗を思った葛城を裏切った優斗は、不条理なハラスメントの報いを受けました。
そして、駒村だけでなくあらゆる分野に自らの権限を行使する桧山が、越前の仕事すら奪って潰そうとするのが恐怖です。今回は、甲野を使って根津がスパイだと罠にはめようとしたのがわかり、狡猾さが醜いです。
ジャンヌの裁き8話ネタバレまとめ
甲野美弥が越前に送ったシグナル
近藤が寿に拉致されて、審査会に出てこないばかりか、連絡も取れず越前も、審査会の委員も心配します。すると、甲野美弥から越前のスマホに写真が送信されてきて、近藤のパンプスが映っていて、それは国有地管轄の法務局地下駐車場に落ちていたものです。鳥井らは罠かも知れないと疑います。
感想:まさか寿が近藤を拉致したとは驚きで、甲野美弥がいなければ解決の糸口がつかめなかったです。
脅迫される寿
庄司議員が寿と桧山を呼ぶと、寿は、近藤を拉致したもの、口を割らず、甲野美弥の行方も不明なので諦めることを提案します。
すると、塩川は寿に、あのことが家族に知られたらどうなると脅迫します。
庄司は何事も手抜かりなく、やらなくてはいけないと笑みを浮かべながら、銃を手入れして射撃をするふりをして威嚇します。
感想:寿を脅迫する塩川は、寿の何を知っていいるのか不気味です。また、庄司が猟銃を構えるのも、恐怖を感じさせる演出です。
幼馴染の越前の前で流した寿の涙
寿は越前に会うと、越前は近藤も甲野の行方が不明と伝えると、甲野という言葉に反応した寿が、むきになって教えろと激昂し、草壁は寿がおかしいと疑問に思います。
すると、越前が未登録者から送信されたスマホの写真を見て近藤の拉致現場に行くと、寿がいました。近藤の頭に銃を構える寿は、自分が、越前の知る寿ではないと告げます。驚いた越前は、幼馴染の寿を、子供の時から寿のようになりたいと憧れていて、寿は子供の頃とは変わっていないと訴えます。そして、越前は寿に正義は今だというと、壽は昔の記憶がある正義の味方、ビーストチャーマーの懐かしいセリフを聞いて、涙を流し済まなかったと謝ります。
感想:近藤が寿に殺されるのかと思いましたが、弱みを握られた寿の良心の呵責に、見事に訴えた越前の姿は緊迫の場面でした。
寿の隠された真実
寿は、6年前、国有地払い下げ疑惑で、検察をだしぬいて庄司議員の秘書の甲野慎作を聴取して、その背後の人間をあぶりだしましたが、甲野は、あの人は日本に必要な人間だと言って、政治家の存在をにおわせたものの、最後まで口を割りませんでした。
そこで、寿は馴染みの情報屋に金を渡して庄司が国有地払い下げの取引現場にいたと捏造の証拠を作ったものの、桧山に見破られ、証拠の捏造をつぶすかわりに、桧山に弱みを握られて逆らえなくなったと、越前とハグして打ち明けました。
感想:寿にも正義感があったのでほっとしましたが、弱みに付け込んだ桧山のあくどさに怒りを感じます。
迫りくる桧山の晴れの舞台
桧山の検事長就任の4月8日まで2週間しかなく、近藤は審査会に出て、甲野の持っていた秘密のファイルがあれば桧山の就任を阻止できると訴えます。
疑惑の事件で、桧山が庄司議員の秘書、甲野慎作を不起訴にしたと越前が説明すると審査委員は全員、桧山が許せない気持ちでまとまります。
草壁は越前の幼馴染の寿の裏切りはショックだと慰めます。
一方、庄司の前で塩川は寿が、裏切ったのかと問いますが、寿は否定する一方、寿は、越前らが桧山の就任式に乗り込むと警告します。
庄司は、笑いながら、それは楽しみだと言いながらも、就任式を早めると決めます。
車中で、桧山は背後から塩川の首を両手で抑えながら勝手に動くなとけん制します。
すると、草壁は越前に就任式が今日になったと教えます。草壁の上司は、検察に逆らうと情報が取れなくなるから逆らうなと忠告しますが、草壁は就任式に行くと言って、上司を振り切ります。
感想:寿が庄司らに、越前らが就任式に乗り込むと暴露したのは,がっかりで、結局、越前を裏切るのかと思いました。
美弥が明かした夫、慎作の真実
一方、甲野美弥は国有地の前に立ち、なき夫、慎作の姿を思い出していると、美弥が、おそらくここにいると予測した近藤は声をかけました。近藤の、後悔してないか、ファイルをどうするのかという問いに、美弥は、6年前、慎作が悩んでいながら、自分には何も言わず2年前に自殺したと苦しい胸の内を明かします。
慎作が庄司に不利な証拠のファイルを持ち続けていましたが、美弥は自分が審査委員になって、無実な人が、権力につぶされるのを見て、慎作も自分と同じ思いをしていたと思いながらも、美弥は下手にかかわると夫と同じように潰されると近藤に言い返します。
感想:美弥も審査員に選ばれて、検察権力の理不尽さに気づいたのも、越前や近藤の力の成果だと思います。それでなければ美弥は社会の矛盾に気づかなかったかもしれないです。
越前と桧山の対決
越前らは壇上で、記者がこの会場に来るので待って欲しいと言いますが、ガードマンに排除されそうになります。すると、庄司は言わせてみろと遮ります。
そして草壁が就任式に向かうと、草壁の前に思いつめたような形相をした寿が立っていました。
越前は自分たち、審査委員は、法律のしろうとだが、桧山が何をしたか、若者を守ったヒーローの死を隠蔽し、主人のDVで亡くなった妻を自殺で処理し、強制わいせつで告発した女性の勇気を、むげにし、理不尽に不起訴で多くの人の声や人生を壊したと暴露します。権力者に都合のいい世の中が作られ、弱者がしいたげられていくが、弱者にもできることがある、審査会は被害者と家族の最後の救いの場所だと訴えます。すると、あなたの話が聞きたいと数人が席を立ち越前を支持します。
越前は、一人一人は、小さくても力合わせれば世の中を変えられる。桧山を倒してと越前らが皆で頭を下げて頼みます。
感想:寿が草壁の前に立ちはだかったので、もはやこのまま、桧山の就任式が終わるのかという絶望感がありました。さすがの寿も覚悟を決めたようです。
桧山に突きつけられた真相
桧山は立派な演説だが、どう倒すのかと問うと、私たちがと言って甲野美弥、近藤、草壁が来ました。桧山は草壁の存在を見て驚きますが、美弥がファイルを見せて、慎作が残した、桧山の不正の証拠で、6年前、庄司の秘書で、国有地の払い下げの不正で逮捕された慎作を桧山が不起訴にしたと暴露します。
国有地の本来の土地の価格と、庄司に送った桧山のメールが残っていました。
感想:美弥がファイルをもって登場した時の桧山の驚いた形相に、胸がスカッとしました。
呆れた桧山の弁明
庄司は桧山に、どうなんだと尋ねると、桧山は横目で越前をにらみ、申し訳ありません、本物のようでも1点だけ、間違っていて、すべては塩川の仕事で、上司としての自分にも責任があると釈明します。
そして、自分と庄司に、後ろ暗いことがないので、塩川を警察に連れて行けと指示します。
桧山は式が延期になっただけで検事長になると宣言します。越前はどうしてそこまでするのかと問うと、桧山は、がっかりだ、世の中には自分より頭の悪い奴、金持ちの家に生まれただけの馬鹿を、手玉にとって自分が最高権力を持つと虚勢を張ります。庶民は権力者の顔色を、うかがって、せこせこと働いて税金上納して、思考停止して、みじめな人生送ってりゃいいと嘲笑します。だから庶民はきらいだ。厚かましい上に理解に乏しいと見下します。草壁が桧山の言動を記録したと教えます。
寿は警察に自首したと草壁が言い、終わりだというと、庄司は拍手して、公表すればいい、桧山は終わりだと見捨てます。鹿を追えない猟犬はいらないと言い放ちます。
感想;桧山のあくなき権力欲と、国民を見下した自分が、上級国民、選良であるとの思い上がりにあっけにとられます。それにもまして、トカゲのしっぽ切りのように見放した庄司の厚顔無恥さも驚きです。
桧山への審査委員の断罪
越前は採決で6年前の事件は起訴相当だというと、審査員全員が指をさして同意します。庄司の息子が、近藤の妹、かすみの強制不同意わいせつも起訴相当だと全員が合意します。越前は、これが僕たちの正義だと桧山に告げると、桧山は、そんなのは、検察が、又、不起訴にするだけだと言葉を吐いて去ります。皆がやったと拍手すると、美弥は無関心はいけないと反省し、越前は皆に、審査委員になって良かったと感謝します。
感想:桧山を指さして断罪する審査委員たちの姿は、溜飲がさがる演出でした。桧山が、庶民は、せこせこ働いて税金を上納していればいいという、侮辱的な言葉は、今の多くの政治家の、国民を見下す本音を代弁したような、見事なセリフです。
近藤に通じた越前の思い
そして審査員の人気が1週間後に終わり、草壁の告発記事と、近藤の妹の不起訴のことで桧山は検事をやめました。特捜部が庄司の国有地の収賄罪で拘束し、塩川は、自分にい逆らうのかとけん制した庄司に、自分の正義があると告げます。しかし、庄司は容疑をもみ消し復権しました。また、いつのにか、桧山が議員になり次期幹事長になっていました。
近藤は越前に、お疲れ様と、握手を求めます。3ケ月後、越前の漫画の連載が終わりましたが、また連載がはじまると草壁が幸と賢太郎に教えます。
近藤が神宮外苑の並木道に、草壁に呼び出されると、越前が来て、近藤のおかげで自分が変われたと感謝します。近藤が、ジャンヌダルクだというと、正義は今だというセリフは良いセリフだと近藤の褒める言葉に、はいと越前が嬉しそうに答えました。
感想:草壁が、ラストに近藤と越前の為に仕組んだ舞台も、微笑ましい舞台でした。越前が一発逆転できたのも、ジャンヌダルクのような近藤の力は欠かせなかったです。
検察審査会のホームページのQAに記載された内容によれば、昭和23年に、設置された検察審査会は、令和5年末まで19万人の被疑者を審査し、結果、起訴相当1.4%、不起訴不当8.8%と、その障壁は厚いです。検察が最終的に起訴したのはわずか1900人ほどで、起訴されたら99.9%有罪になると言われる日本の刑事事件で、しろうとの審査委員が、検察に立ち向かうのは至難の業です。それでもこのドラマで、洞察力のある越前が、近藤の力を得て、無関心な審査委員を束ねて、桧山の陰謀に立ちむかった勇気は称賛に値します。まさに検察権力の闇に立ち向ったこのドラマの製作者の意欲も賞賛に値します。
もしこれが安倍晋三が存命であれば放映できなかったかも知れません。木原元大臣の妻の元夫の殺人事件といい、政治資金裏金疑惑と言い、権力の不正疑惑に、多くの国民が鬱積した感情をもってい居る今、勇気を与えてくれるドラマです。
ジャンヌの裁きネタバレまとめ
「ジャンヌの裁き」は、一般市民が絶対権力に挑む勇敢な物語です。玉木宏演じる主人公が、少女漫画家としての生活と並行して、検察審査員としての重要な役割を果たしていく様子が描かれます。このドラマは、社会制度への問題提起とエンタメ性を兼ね備え、多くの視聴者を引き込むことでしょう。
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